2015年を振り返ろう・前編
毎年恒例・今年1年を振り返るシリーズ・前編です。
今年はオヤジの病気と近所の火事だけで
1年を語れるぞ!!!
ホントに今まで経験した事ないような、壮絶な年でした。
■まずはやはり3月。オヤジが飲み会の途中で体調を崩し、途中で帰ってきた。
飲み会の途中で体調崩して帰ってくるのは今回が初めてではなく5回目くらいなの
で、「またか」としか思ってなかったが、その後の様子がいつもと違っていた。
俺が風呂から上がった後(夜の11時頃)、事態が急変した。
家の2階から「ゔお゙ぉぉぉおおお」という叫び声かうめき声のようなものが聞こ
えてきて、様子を見に行ってみると、オヤジの顔が土色に濁り、呼吸もしておらず
アヘ顔状態で、今まさに死にそうな感じだった。
一刻も早く救急車を呼ばないと死に至るので、俺は人生で初めて救急車を呼び
ました。駆けつけた救急隊がAEDをかけ、なんとか心肺停止状態からは脱し、
市内の病院に運ばれるオヤジ。
俺は出掛ける準備ができていなかったのでしばらく留守番をし、深夜1時頃になって
タクシーで病院へ急行。奇跡的にオヤジは命を落とさずに済んでいましたが、最初
の診断は「アルコール中毒による意識障害」。
アル中で心肺停止になるのか…?と疑問に思う所もあったけど、とにかくオヤジは
意識がなく悶絶する状態。その後、心筋梗塞の跡らしきものが発見されたが、この
病院ではカテーテル検査ができず、翌日、大学病院に転院する事になった
大学病院で新たに出た診断は「心室細動」。要は心臓の痙攣で、実質的に心肺
停止と同じ状態になったようです。そのせいで脳もダメージを受けていると。
ともあれ集中治療室で4日間生死の境をさまよい、その間、我々家族は緊急で
ホテルに泊まり込みをする事になりました
転院から4日後、オヤジの意識が戻り、最悪の事態は免れました。が、心室細動に
なって、ただで退院できるわけもなく、「植込み型除細動器」(AED付きのペース
メーカー)を入れる事に。そうなるともはや1級身体障害者である。
転院から実に1ヶ月以上入院し、4月中旬、ついに退院。我々家族の奮闘もようやく
終わりました。いやぁ~、大変だったです。人生で1番大変だったと思います。
初めて家族の命の危機に直面しましたが、今思い返すと、本当によく頑張ったと
思う。俺の救急車対応がもう少し遅ければ、オヤジは死んでたわけですから。
オヤジの話だけでずいぶん長い記事になってしまいましたが、ホントにこれだけで
1年分語れるくらいの大惨事だったんだもん。ホント恐かった。そしてよく頑張った。
■そして6月、またしても今まで経験した事のない大惨事が…
今度は家の近所で火事です 上の画像は深夜1時過ぎに俺の部屋から撮った
もので、2棟を全焼、約2時間後に鎮火。火元の家の住人1人が亡くなりました。
ホントに家から数十メートルの所で、灰や火の粉がウチに向かって飛んできたのは
マジで恐かったですね。まさかこんなに近くで家2軒が燃えるとは…。
ただでさえ今年は上記のようにオヤジが死にそうになって恐かったのに、その恐怖
感に追い打ちをかけるような火事だったな。いやぁ~恐かった。
■ま、そんな感じで、久々に長い記事になってしまいましたが、2015年前半はこんな
感じですね。ホント、オヤジの病気と近所の火事だけで1年分語れるという…。
何がどうしてこんな不吉な年になってしまったのかわかりませんが、当分はこんな
恐い事態には直面したくないですね。
序盤だけで史上最悪の年になってしまった2015年に、平穏な日々は訪れるので
しょうか… 後編に続く
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