悪魔のチック症状・紹介編
知る人ぞ知るチック症状(またの名をトゥレット症候群)。
本人の意思とは関係なしに、体の一部分をピクピクさせてしまったり、特定の言葉を
連続で口にしてしまったりする、「癖の酷い版」とも言える現象の事である。
実は俺はこのチック症状とは約17年もの付き合いなんです。
近頃深刻に考え始めたので、記事にする事にしました。まずはチックの紹介編から。
◇症状◇
上記のように、本人の意思とは関係なく体の一部分をピクピクさせてしまったり、
特定の言葉を連続で口にしてしまったりする、「癖の酷い版」とも言える現象。
大袈裟にパチパチと瞬きをするのが1番多いらしく(ソフトバンクの松田選手を見れば
わかる)、他にも肩をピクッと動かしてみたり頭をグッと動かしてみたり、口を曲げたり
鼻や喉をヒクヒクさせたり。
主に上半身(というか顔付近)に症状が出るのが特徴ですね。
しかし、「こういう症状だ」という明確な定義はあまり無く、症状は人によって様々。
上記のような現象以外の症状が出る事もあるそうです。
チックの種類は、顔をピクピク動かしてしまうタイプの「運動チック」と、連続して声を
出してしまうタイプの「音声チック」という2つに分類される。
いずれも本人の意思とは関係なく、絶えず出てしまうので、本人はもの凄く辛い。
運動チックは肉体的に、音声チックは精神的に疲れる他、チックをネタにされて
他人からバカにされ、精神的ダメージ(トラウマ)を負う場合もあります。
◇原因・対処◇
本来このチック症は、小さい子供がなりやすいと言われていますが、原因は様々。
不安であったり、緊張、イライラ、ストレスなどから突然症状が出てきます。
繊細で小難しい性格の子がなりやすいのかな? ともあれ未然に防ぐ事は難しいです。
それで対処法なのですが…、一般的には時間が経つと消滅する、または年が経つ
ごとに少しずつ治っていくようです。もちろん不安やストレスが溜まったままでは
治らないので、なるべく精神的にリラックスできる空間にいる事が肝心。
心療医院でカウンセリングを受けると効果的かもしれません。
あるいは、何かに集中せずに気を紛らわしたりしても、症状を和らげられます。
しかしこのチック症は、普通の風邪みたいに「薬を飲めば治るぜ!!」っていう病気
とは違って、「その人が持つ特性」のようなものなので、風邪みたいにただ単に
薬を飲めば治るというわけではないんですよね~…。
もし薬を飲むだけで治せたらどんだけ楽か…って所です。
なのでまぁ時間経過とともに消滅せず長期化した場合は、治すのが難しいのかも
しれませんね。俺自身も約17年の付き合いなわけですし。
…というわけで、次はチックを17年患っている俺の現状を書きたいと思います。
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